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2014年12月23日 (火)

『分水嶺』他

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 『分水嶺』 笹本稜平 著 祥伝社2014 ☆☆☆☆

 大変心温まり、面白かったです。後半は一気に引き込まれました。舞台は東大雪の石狩岳からニペソツにかけての山中。エゾオオカミに助けられた経験を持つ男が殺人犯にされ刑に服したあと山の中でオオカミを探し続けます。それを信じた写真家とその息子の写真家。殺人事件のミステリーも絡むのですが、人と山とオオカミの関係が素晴らしいです。

 私もエゾオオカミがいると信じたくもなるけれど、果たして私にはオオカミと話す資格はあるのかと自問もしてしまいました。

 オオカミと人間の触れ合いという点では、アメリカ映画の『ダンス・ウイズ・ウルブズ』と通じるところがある気がします。

 舞台近くのニペソツには2月に雪洞を掘って泊まり、登頂したことがあります。私にとっては数少ない雪洞体験だったので、この小説に大いに親近感を持ちました。

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『スペイン謎解き散歩』 西川和子 著 中経の文庫2014 ☆☆

 スペイン各地をかなり細かい都市まで網羅したガイドですが、歴史に関する記述が大変詳しく、王朝の人間関係などに興味がある人には最高の本かと思います。私としてはもう少し庶民の生活とか現在の都市状況なども触れてほしかったのですが、そのあたりが皆無というのは読んでいて辛いものがありました。

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『東大生が選んだ英語勉強法』 東大家庭教師友の会 著 PHP2014☆☆

 英語勉強法というより、「英単語」勉強法のみの紹介になってしまっています。出てくる東大生には、書いて覚える派・書かずに覚える派、カード使う派・使わない派、単語のみ覚える派・フレーズも覚える派・長文全部覚えちゃう派などなど、実にさまざまでした。

 いくつか参考になるものもありましたが、結局のところ、自分に合った方法でということに帰結してしまいますね。




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