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2014年4月29日 (火)

『翼はニャティティ舞台は地球』『ぼくは戦争は大きらい』

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『翼はニャティティ舞台は地球』 アニャンゴ 著 学芸みらい社2013 ☆☆☆☆☆

 ケニアの伝統弦楽器ニャティティをケニアの村で伝授され、世界中で演奏活動をしているアニャンゴさん(本名、向山恵理子さん)の本。ニャティティはケニアルオー族の男性にしか演奏が許されない神聖な楽器であるにも関わらず、アニャンゴさんの熱意が師匠を動かし伝授を許されました。

 こんな日本人女性がいたなんて、すごい発見です。ケニアで最も有名な日本人だそうで、親善大使になるのも当然ですね。

 本は前半の写真集がまず素晴らしい。本文は1時間ほどで読めてしまいますが、文章は簡潔すぎて、普通に考えるとちょっと内容が繫がりづらいと思うのですが、文章が音楽みたいで、それこそ彼女のハートビートが伝わってくるので、実に良くわかります。

 読み終わった後、ネットで彼女の演奏を聴きましたが、なかなか素晴らしいです。一度生で聴いてみたいです。

http://anyango.com/

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『ぼくは戦争は大きらい』 やなせたかし著 小学館2013 ☆☆☆☆

 アンパンマンの著者が自分の戦争体験を語ったことの聴き語りです。激戦地ではない中国南部に配属され、紙芝居をつくったりしながらマイペースで活動をしていたようです。主義とか主張とかは無く、淡々と自分自身の視点で体験を語っています。面白い人だったんだろうなという雰囲気が伝わってきます。

 この本が出る直前に94歳でお亡くなりになられたそうです。アンパンマンは家の子供たちはほとんど見なかったのですが、アンパンマンの裏に隠された思いも最後にちょっと出て来てなるほどと思いました。

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