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2014年1月24日 (金)

『先生はアイヌでしょ』

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『先生はアイヌでしょ』 荒井和子 著 北海道出版企画センター2013年 ☆☆☆☆

 アイヌ民族で旭川近文小学校に29年務めた先生の自叙伝的な本です。特に教員になったばかりの昭和22年ごろは、差別が大変激しかったのですね。そんな中、アイヌであることを常に公言し、前向きに生きてきた荒井先生は凄いと思います。差別された事の苦しさは、同じ差別を受けたものでなければ本当には理解できないと思いますが、荒井先生ですら時々卑屈になる事が、差別の罪深さを再認識させてくれます。

 戦後すぐと昭和47年ごろでは、差別は表立っては無くなって来ているのも荒井先生の調査でわかります。

 もう大変な高齢なのに、随分はっきりと会話を覚えておられる事にも驚きです。知里真志保や知里幸恵さんもちらっと登場するのが新鮮でした。

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