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2013年12月

2013年12月31日 (火)

2013年12月のトータル

12月のトータルは

ラン109km、バイク84km、スイム1.2km、クロカン73km

トータル191(ラン換算km)でした。

2013年の年間トータルは

ラン1871km,バイク3995km,

トータル4329(ラン換算km)でした。

それでは、よいお年を!

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2013年12月30日 (月)

『ペトロ』

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 『ペトロ』 今野敏 著 中央公論社2012年 ☆☆
 考古学者の若い妻と弟子の研究者が殺され、そこには異なったペトログリフ(日本の古代文字と楔形文字)が残されていた、というところから始まる警察ミステリーです。残されたペトログリフから事件を紐解いていくのですが、ダン・ブラウンと比べると、あまりにも展開が単純で、ちょっとがっかりしてしまいました。もっとも、自分で書けと言われたら、全く無理ですが…。

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2013年12月29日 (日)

アイアンマンコースの一部をMTBで84km

 今日は天気は冬型でしたが、せっかくスパイクタイヤを装着したので、MTBに乗ってみました。 

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 朝10時過ぎに真狩温泉をスタート。気温ー5℃。

 スタート時は曇りだったのですが、走り出してすぐに猛吹雪。ウインドブレーカーとオーバーミトンを装着します。下はBMCのロングタイツの上にパールイズミの冬用ジャージだけです。

 コースは、アイアンマンジャパンのバイクコースを行きます。しかし、元町手前でニセコに抜ける道は除雪しておらず、道道と国道5号線をしばらく走らざるを得ませんでした。

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 ニセコの宮田あたりから農道に入ることができましたが、5cm以上雪が積もっています。しかし、走行には特に問題ありません。

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 昆布から立川に行く道に出ると少し走りやすくなりますが、何故か最初は向い風でした。足は冬用のランシューズだけでしたが、特に左足が寒いので、途中でシューズカバーを付けましたが、それでも寒かったです。

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 昼過ぎて、蘭越から豊浦にかけての地域は、やはり羊蹄山麓と違い少し晴れ間も出てきます。道はすこぶる走りやすい。自動車もほとんどはしっていません。

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 山を越えて美和へ。夏もそうでしたが、このコースで唯一自動販売機がある所です。

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 思ったよりも時間が経っていて、ループ橋には15時頃付きましたが、既に暗くなり始めました。3時間程度で走ることができると思っていたので、ライトは持ってきていません。

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 しかし、時間は経過していきます。大まかに言って、夏のロードの2倍くらい時間がかかっています。

 そこからは、777で三ノ原の方にはいかず、真狩村字川崎の方に直接向かいました。早く行かないと暗くなるし、ジンのパン屋さんも閉まってしまうかもしれません。

 真狩に入るとかなり積もっています。特にジンの前の道道は15cmくらい積もっています。何とかハンドルは取られずに走ることはできます。

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 ジンのパン屋さん、16時過ぎでしたがやっていました。しかも、夏と違ってパンがまだ沢山ありました。味見に出してくれたイチジクのパンのかけらが、昼食を抜いてしまった体にしみこみます。

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 デイバッグに背負える範囲でスタンダードなパンを3つ買いましたが、寒そうにしている私がよっぽど不憫に見えたのか、さらに3つもパンをサービスしてくださいました…。

 最後は暗くなってしまった中、何とか真狩温泉にたどり着き、ほとんど感覚の無くなった左足などを温めました。天国でした。

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 総走行距離84km、総時間6時間23分。夏のロードだと、160kmくらいに相当するのではないでしょうか。コースはほぼすべて圧雪で、汚れる場所がほとんどありません。車も来ません。スノーブルべのコースとしては、最高なのではないでしょうか。少し工夫すれば100kmにできます。ただし、補給場所はほとんどありません。

 昆布の有泉閣をスタートにして往復コースでトレーニングも良いかもしれません。

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2013年12月28日 (土)

アイアンマンジャパンは8月24日

 先日、アイアンマン事務局からメールが届き、今年のアイアンマンジャパン北海道は8月24日(日)に開催するそうです。土曜日ではなく日曜日開催ということは、月曜日も休まなくてはなりません。

 ところで、北海道マラソンは8月31日開催の様ですので、今年と開催順が入れ替わるようです。

 そのほか、来年はブルべで北海道1200kmが開催されます。7月9日夜からの90時間です。コースは札幌ー金山湖ー北見ー納沙布岬の往復です。1200については大変人気があり、海外からも参加者が増えそうです。私は仕事的には厳しい時期なのですが、何とか参加したいと思っています。

 今日は嵐になると思っていた割には午前には穏やかな天気になっていました。午後から旭ヶ丘のクロカンコースを滑りました。サッカー場の1.5kmと思っていたコースは、ピアンタで計ると1.3kmでした。また、ホテルようてい横の3kmコースは、2.5kmでした。これからはその計算でいきます。

 今日は計20km走りましたが、急な上り坂で踏ん張ると、右足が痛みます。骨折は治ったという診断ですが、捻挫は癖になってしまった様です。

 クロカンが少しきついのなら、自転車かなと思い、スパイクタイヤをMTBに装着してみました。

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 よしださんの走行会に合流しようかとも思いましたが、この近辺で気後良く乗れそうなコースを思いついたので、天気の悪くない日にやってみようと思っています。

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2013年12月27日 (金)

『海炭市叙景』

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『海炭市叙景』 佐藤泰志 著 小学館文庫2010年 ☆☆
 函館を舞台にしたと思われる、18の別々の人を主人公にした話。なんとなく悶々と生きる人々の姿。どこか自分も同じように考える時もあります。全体のトーンが暗いと思ったら、著者はこの作品を書いた直後の1990年に自殺していました。

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2013年12月25日 (水)

忘年会

忘年会
 職場の忘年会がひらふでありました。

忘年会

 アルペンホテル経営の、ゴンドラ乗り場2階のレストランです。ゲレンデが見えます。

 デザートも美味しかったです。

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クリスマス

クリスマス
クリスマス
クリスマスイブです。ふじいさんの生チョコクリームです。

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2013年12月23日 (月)

『15歳のお遍路』

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『15歳のお遍路』 岡田光永 著 廣済堂文庫2012年 ☆☆☆☆
 文庫版は昨年暮れの出版ですが、単行本は2005年に出ていたようです。「元不登校児が歩いた四国八十八カ所」という副題がついています。
 十五歳の夏に一人で58日かけて歩き通した記録です。当時からホームページに日記もアップしていたようです。
 初めて「お接待」を受けた時の喜びや、約束がだぶってしまったことを相手に言い出せずに悩んでいる様など、本当に初々しいです。しっかりと遍路を続けて行く中で成長していく様子がよく伝わってきます。面白いです。お遍路にも行きたくなります。
 読みながら思い出したのは、中谷東次郎の『がむしゃら1500km』でした。50年も前に砂利道の東海道をバイクで旅する話ですが、時代が変わっても初冒険に挑む15歳の感性はどこか共通するものを感じました。

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2013年12月22日 (日)

電波時計、京極の図書館

 今まで仕事も含めて日常的に使用していたsomaが壊れてしまったため、新たに時計を購入しました。

時計

 カシオのPHYS フィズ タフソーラー 電波時計 MULTIBAND 6 STW-1000-1BJFです。

 クロノグラフ付きの電波時計を探していましたが、5000円くらいでもラップをとれるものはなかなか無く、amazonで定価14000円以上のこれが、8千円台で売られていたので決めました。

 ラップを120個も保存できます。タフソーラーも初めてですが、どれくらい持つのかわかりません。しかし、めんどくさがり屋の私には合っている気がします。

時計

 ディスプレイが大きい割に、重さも45gと軽く、気に入りました。距離をしっかり測る時はピアンタ、普段の生活や距離がわかっているときはフィズです。

 今日も午前、午後とも仕事でした。

 17時過ぎに京極に向かい、図書館(湧学館)へ。日曜でも18時までやっているので、急いで本を借ります。2週間前に比べ、新刊が20冊くらい入っていました。この図書館は、人口4千人の町の図書館とはとても思えないほど充実しています。前に住んでいた留萌市図書館とあまり規模は変わりません。

 最近はどうしても買わなければ手に入らないもの以外は、本はほとんど購入せずに、この図書館か倶知安町の図書館、職場の図書館で借りています。中でも京極図書館はかなりの頻度で利用しています。雑誌も充実しており、ナショナルジオグラフィックとDaysJapanをよく借りてきます。

 図書館のあとは、京極町のクロスカントリーコースでクロカンスキー。倶知安よりもしっかり圧雪されていて走りやすい。ライトを点けながら1周1kmのコースを10周しました。気温は-7℃ですが、オリオンが上って来るのがはっきり判るので放射冷却が進みます。右足で踏ん張るとやはり少し痛い。10km45分で終了。

 昨日は朝と夜合わせて20kmアスファルトでランをしましたし、体が少し運動モードになってきました。

 寒ーいクロカンの後は、京極温泉へ。冷え切った体を湯船に入れた瞬間が天国です。風呂から上がると気温は-10℃まで下がっていました。

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2013年12月21日 (土)

ひらふの「IKEUCH」と「東急ハンズ」

 今週、相次いでひらふ坂にお店がオープンしました。

 一つは「iGATEniseko IKEUCHI」です。
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 hirahu188というビルにあります。
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 中は、軽食を食べる事の出来るスペースと、アウトドア衣料のお店、さらに少しですが食料品も売っています。
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 マムートとかミレーとかがけっこうな品揃えです。
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 食料品はデリより少ないけれど、もちろんベジマイトとかも売っています。
 もう一軒は、アルペンホテル内に、冬期間だけ設置された東急ハンズトラックマーケットです。
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 入り口近くには、日本のカルタなど、外国人をターゲットにしたと思われる品揃えです。
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 奥には、狭いけれど、色々な小物があって、見ていて楽しくなりました。
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 棚をよく見ると段ボールで出来ています。その穴の向こうには、グランヒラフスキー場のゲレンデが見えます。
 
 ひらふには古くからNAC内にアウトドアショップがありましたが、その他にも、オーストラリア人や日本人の経営するアウトドアショップなどがいくつも出来ています。
 今日もひらふ坂を自動車で走りましたが、外国人がうじゃうじゃ歩いていて本当に轢きそうになります。冬のニセコは、異国です。その結果、札幌とかに出なければ無かったようなお店が出来たことは、喜んでいいことなのか…。とにかく不思議な地区です。

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『戦火の子どもたちに学んだこと』

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『戦火の子どもたちに学んだこと』 西谷文和 著 かもがわ出版2012年 ☆☆☆☆
 西谷さんが中学生向けに書いた本ですが、大人が読んでも大変勉強になります。アフガニスタンやイランで、西谷さんがどう人々や子どもたちと接してきたのかが伝わってきます。伝えることと同時にテントや毛布などを持参してもいます。キルクークの病院で危篤状態にあった13歳の少年を、自爆テロの危険がありながら、別の病院に入れて命を助け、1年後に再会するくだりは感動しました。盲目になってしまったて彼女が出来るかどうか気にしている少年と西谷さんの心の繋がりが伝わってきます。
 最後の方には、市役所職員を辞めて45歳で戦場ジャーナリストになるに至ったご自分のキャリアを書かれいます。西谷さんの講演会には参加したことがあり、西谷さんの作成されたアフガニスタンやイラクのDVDも持っていますが、本で読んだのは初めてでした。
 後書きに、
「10年以上戦場を歩いてきて痛感したのは、戦争の唯一の勝者は、「ミサイルを作って売りさばいた人々」と、「そんな会社に融資した銀行」、「その会社や銀行の株を持っている人々」だということ。そんなことを「13歳からのあなた」に伝えたかった。」と書いています。 

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2013年12月18日 (水)

『PM2.5本当の恐怖』

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『ここまでわかったPM2.5本当の恐怖』 井上浩義 著 アーク出版2013年 ☆☆
 医学博士でもあり、理学博士でもあり著者が、PM2.5についてわかりやすく書いています。PM2.5は大きさによる定義だけであって、固体も液体もあるし、毒性のあるものも無いものもあるそうです。PM2.5は、その小ささ故に、様々な部分から体内に入り込み、一度入ると取り出すことは難しく、対症療法しか無くなるそうです。そういう意味では、放射性物質と似た側面を持っていることがわかりました。
 

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2013年12月16日 (月)

『あやしい探検隊 済州島乱入』

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『あやしい探検隊 済州島乱入』 椎名誠 著 角川書店2013年 ☆☆
 この人たちは、何歳までこんなことをしているのでしょうか?でも楽しそうです。済州島にもカジノがあり、最近は日本人よりも中国人が多くなっているのですね。何度も出てくるアワビが美味しそうです。済州島にトライアスロンがある時に行っておけばよかった…。

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CAPRICE des DIEUX

チーズ

 ニセコスーパーマーケットでチーズを購入しました。思っていたのとちょっと勘違いし、少し残念ですが、脂肪分60%のマイルドで濃厚な白カビチーズです。他のものは相場より1~2割高いのですが、これは1055円で割安感がありました。

チーズ

 パンも購入しのせてみました。

 スーパーはまさに異国。客はほとんど外国人。それもアジア系が多く、店員も半分以上外国人です。レジはタブレット端末を使用していて、私が購入しても、完全に英語で金額を言われました。

レシートにも一文字も日本語は入っていません。ここはどこの国なのでしょう?

 

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2013年12月14日 (土)

チームニセコ忘年会

チームニセコ忘年会
チームニセコ忘年会
今年も盛り上がっています。

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2013年12月13日 (金)

ニセコスーパー&デリ

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ひらふのセイコマ近く、ホテル四季の1階に食料品店がオープンしました。ちょっと入ってみると、店員も外国人の人がいました。

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野菜や肉、冷凍食品と、すごい数のワインなどがあります。スーパーというよりは、イオンの中に入っているカルディに野菜や惣菜を加えた感じです。

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チーズもけっこうな種類がありましたが、1割ほど高く感じました。

そんなに頻繁に行くことはないと思いますが、冬場はプールの帰りに寄ることも増えるかもしれません。

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2013年12月12日 (木)

第1回スノーデュアスロン大会開催

http://hana-cycleclub.jp/snowduathlon/

 札幌車連のHPに第1回スノーデュアスロンの開催要項が発表されていました。新聞報道もされていたのですね。
 スノーデュアスロンとは、雪中MTBとクロカンスキーを組み合わせた競技だそうです。
 以前、留萌で「ウインタートライアスロン」に出場したことがあります。雪中ラン、MTB、クロカンの3種目です。けっこう私は得意でした。クロカンと雪中バイクが両方出来る人というのが意外と少ない(競技人口がそもそも少ない)というのが私には有利かなと思っています。
 出てみたいのですが、開催日は2月16日(日)、場所は滝野すずらん公園です。実はその日は恵庭のクロカンの大会です。30kmですが、50歳からカテゴリーが分かれるので、今年50歳の私は表彰台を目指せるチャンスかと思っていました。どちらにしようかな…。
 

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2013年12月 8日 (日)

『原発ホワイトアウト』

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『原発ホワイトアウト』 若杉れつ 著 講談社2013年 ☆☆☆☆
 現職キャリア官僚が書いたという、「原子力ムラ」の告発小説です。かなりリアルに書かれていて、モデルになった人物も何となくわかるものも多いです。原子力ムラはなぜあんなにお金をもっているのか、その仕組みが書かれています(それが本当かどうかは判りませんが)。なるほどと思いつつ、難しくて理解できませんでした。だから私も原子力ムラに騙されるのことになるのかもしれません。そのあたりをあからさまにしているので、大切な本だと思います。
 本人は東大法学部卒だそうですが、そのエリート意識は少し感じます。一番違和感を覚えるのは、デモをしている人たちに対する人間としての共感が全く感じられない点です。
 もしかしたら、国家権力の怖さを国民に意識付け、諦めさせるのが究極の目的ではないですよね?
 現役の官僚がよくこんな告発本を出してくれたなとは思います。特定秘密法が施行されたら、このような告発小説を書くことも罪にされてしまうのではないでしょうか。
 今日は、久しぶり夕方から晩にかけて裏の公園の雪を踏んで、クロカンを10kmしました。やはり全身運動ですね。体全体が心地よい疲れです。

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2013年12月 7日 (土)

『ガンコロリン』

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『ガンコロリン』 海堂尊 著 新潮社2013年  ☆☆☆
 海堂尊の5本の医療短編集です。どの話も近未来にありそうな無さそうな話で面白いのですが、短編だと、いつもの海堂氏の長編作品の様にのめり込んでいく前に、あっさり終わってしまう感じです。ランクA病院の話が5作の中では一番面白かったです。

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2013年12月 5日 (木)

『原発出前授業①~③』

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『高校教師かわはら先生の原発出前授業①~③』 川原茂雄 著 明石書店2012年 ☆☆☆☆
 大変わかりやすく原発の問題について書かれています。社会科の先生なので専門家ではありませんが、その分、誰にでもわかるように書いています。ほとんどの事は知っているつもりでしたが、なるほどそういうことだったのかという箇所が何カ所もかりました。池上彰の北海道原発版という感じですが、もっと真実をついていると思います。 
 

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2013年12月 4日 (水)

『パン屋の手紙』

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『パン屋の手紙 往復書簡でたどる設計依頼から建物完成まで』
中村好文・神幸紀 著  筑摩書房2013年 ☆☆☆☆
 大変面白かったです。真狩にあるジンのパン屋さん。私も何度も行ったことがありますが、始めは狭いお店だったのが、少ししゃれた感じに増築されていました。と思ったら、裏でこんな手紙のやりとりがあったのですね。神さんと東京の中村さんが、パン職人と設計士の仕事上の関係を越えて、お互いがお互いを尊敬していくのが手紙の行間からびしばし伝わってきます。
 このパン屋さん、私は羊蹄山麓で一番美味しいと思っています。その秘密もこの本を読んで少し判った気がしました。
 でも、この本で一番面白いというか、うらやましく思ったのは、4歳の少年のリクエストに大人が真面目にこたえて、木の上にツリーハウスを造ってしまった事です。前面には羊蹄山。私もツリーハウスに登ってみたい…。
 さらにもう一つ羨ましかったのが、設計料の支払いの半分をパンで支払うというユニークな契約のため、東京の中村さんの所に、毎月2回箱でJINのパンが届けられるということ。この契約は、中村さんの事務所が無くなるまで(半永久的に)続くそうです。
 

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2013年12月 3日 (火)

『チロ物語』

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『チロ物語』 石郷岡祥子 著  2013年 ☆☆☆

 セキセイインコと生活をする中で、インコが200語以上の日本語を覚え、時としてシュチエーションに応じてきちんと選んで話すため、会話が成り立ったという記録の本。自費出版と思われます。

 最初は、「親ばか」な話だろうと思って読んでいましたが、本当に気持ちに応じて使い分けているようです。ビデオも1回だけ撮ったのがあるそうなので、本当なのでしょう。ネットなどで紹介されているインコの数段上を行って(言って?)います。

 家のインコは「遊びましょ」「どしたの?」くらいしか話しません。それでも、私が起きて布団を上げようかなと思った瞬間に騒ぎ出すなど、パターン化された生活に対する適応力というか察知力は凄いと思います。

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2013年12月 1日 (日)

『80時間世界一周』

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『80時間世界一周 格安航空乗りまくり悶絶ルポ』 近兼拓史 著 扶桑社新書2012年 ☆☆☆
 LLCや格安航空券で乗り継いで、80時間、10万円で世界一周は出来るのかというちょっと常識はずれた挑戦のルポです。
 茨城→(春秋航空)→上海→(アエロフロート)→モスクワ→(アエロフロート)→デュッセルドルフ→(エアベルリン)→チューリヒ→(エアベルリン・アメリカン航空共同運行)→ニューヨーク→(デルタ航空)→ロンサンゼルス→(デルタ航空)→羽田 という経路。
 結果は、87時間で航空券は13万円台(これに燃料チャージ等が加わる)で成功しています。しかも、単に飛行機を乗り継ぐだけではなく、短い乗り継ぎ時間をタクシーで市内観光、土産物調達までしています。上海では東方明珠塔や豫園の小龍頭、モスクワではルジニキスタジアム、ドイツではネアンデルタール人博物館、チューリヒでは鉄道博物館、ニューヨークではタイムズスクエアとアップル本店などに立ち寄っています。
 異常な乗り継ぎのため、モスクワでは宿泊地無しでのビザ発給に手間取り、夜中のチューリヒ駅ではパトカーに尋問され、NYでは乗り継ぎの不自然さからテロリストあるいは密売人の疑いをかけられるなど、当局とのせめぎ合いも80時間のうちに何度も起こります。
 そして、時間との勝負で最も危なかったのは、NYの渋滞でフライト45分前という絶望的な時刻に空港到着したにも関わらず、自動発券機が壊れているという訳の分からぬクレームを付けることで何とかギリギリ間に合った時でしょう。
 私自身も、世界一周ではないけれど、よく空港にギリギリの時刻に着いて焦って行動することが多く、似ているなと思いました。良く言えば時間を無駄にしない、悪く言えば他人の迷惑を顧みず自分の最も有効な時間と方法で行動するという点です。でも、こんなハラハラ感は、やはり味わいたくないです。
 1200kmのブルベの制限時間が90時間なので、87時間というと、ちょうど1200kmブルベと同じ時間ということになります。3日半。どちらが過酷なのだろうかという意味のない質問を考えてしまいました…。

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