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2013年10月17日 (木)

『いっしょに走ろっ!』『折々の記』

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『いっしょに走ろっ!』 星野恭子 著  大日本図書2012年
 義足アスリート中西麻耶さん、盲人ランナーを中学生がグループで伴走する福井県池田中学校、ブラインドランナー和田伸也さんの3つのお話が書かれています。それぞれに大変感動的な内容でした。ロンドンパラリンピックの前に出版されましたので、本はその時点までです。
 調べてみると、中西さんはパラリンピックでは結果を残せなかったもののつい先日走り幅跳びで未公認ながら自己ベスト(日本新)を出した様です。和田さんはパラリンピック5000mで銅メダル、マラソンでも5位入賞を果たしていました。
 私にとって一番気になったのは、和田さんが世界選手権前に腓骨の疲労骨折をして、完全に走ることが出来なくなったのに、治療とリハビリに専念して4ヶ月ほどで完全復活したくだりでした。まずは全く走らずに治療を4週間しています。私は何と中途半端な事をしているのか…。
 もう一つ、ランは一人で走るより仲間と走ると楽しいものですが、伴走車とブラインドランナーは実は楽しいのではないかと初めて思いました。体力と気が合えばなおさらですね。安田コーチの「本気の人のところにしか本気の人は寄ってこないもの。和田さん、中田さん、志田さんといいチームができたと思います」という言葉にも感銘を受けました。
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『折々の記』 武井静夫 著  サッポロ堂書店 平成12年
 著者の編纂した倶知安町史は大変客観的で分かりやすく、是非お会いしたいと思っている方です。実は4年ほど前に、お電話で一度だけお話したことがあります。
 様々な雑誌や小冊子に武井氏が書いたものをまとめた本です。大きく分けると、①自分の思いで、②愛について、③北海道文学について、④羊蹄山を中心とした郷土史の4つの分野があります。
 いずれも武井氏の人間味が溢れていますが、意外だったのが②の愛についての記述です。けっこう納得させられました。
 また、有島武郎や伊藤整についても、深い思いがあるようです。春にマラソン練習で走った有島農場の中にある「弥照(いやてる)神社」で農場の解放宣言が行われた事もこの本を読んで初めて分かりました。

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