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2013年6月 3日 (月)

「後方羊蹄山登攀記」

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 「後方羊蹄山登攀記」 早川禎治 著  北の野鳥社

 凄い本です。著者は1970年代に倶知安に住み、羊蹄山に数多く登っています。しかも、そのほとんどが、羊蹄山の浸食谷。

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 羊蹄山には数え方によって多少かわりますが、21本~25本の浸食谷があるそうです。倶知安から見て羊蹄右側に「く」の字に2回曲がっている宗助沢をはじめ、雪崩の沢、青木の沢・・・と20本以上の沢があります。

 この本は、その1本1本をガイドブックも何もない時代に一つ一つ登っていった記録です。雪崩や岩石崩落の危険を常に抱えながらの登攀。これは立派な冒険だと思います。

 私がなんとなくわかるのは、冬に近くを登った真狩側の墓地の沢と神社の沢くらいです。

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 この本は倶知安町の図書館から借りてきました。残念ながら300部限定出版で、当然絶版です。ネットで探すと、札幌の古本屋で7000円の値が付いていました。

 そもそも題名もすごい。「後方羊蹄山」と書いて「しりべしやま」と読むのは、阿倍比羅夫以来のもっとも由緒ある羊蹄山の表現方法ですが、それを通しています。

 読んでいるうちに、一本くらい沢を登ってみたくなりましたが、中途半端な技術と知識ではだめですね。でも、この本を読んで、毎日見ていた羊蹄山が、また違って見えるようになりました。

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