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2012年12月16日 (日)

『儲かる農業』『川ガキ』『ガス灯酒場によろしく』

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 『儲かる農業「ど素人集団」の農業革命』 嶋崎秀樹 著 竹書房
 長野県で「トップリバー」という農業法人を経営している元ブルボン営業マンの嶋崎さん。読み終えて、目から鱗が落ちるというか、農業も「営業」面をもっと重視すれば確かに変わるのかもしれないと思いました。TPP交渉に参加することに私は大反対ですが、だからと言って日本の農業が、旧泰然としたままで良い訳もありません。農地改革以来の小規模経営の第2種兼業農家が半数を占める日本の農業。しかし、今、その主体であった人々は確実に高齢化し、後継者がいない農家も多いのではないでしょうか。そんな時こそ、若者が農業を自分の生計を立てるための一つの選択肢として選ぶことが求められているのかもしれません。
 この本を読めば、私でも農業でやってみたいなという気持ちに少しなりました。もちろん、農業の大変さについても、最後の章でしっかり説かれています。
 かなり面白かったです。
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 『川ガキ』 写真家 村山嘉昭 著  飛島新社
 
 写真がメインの本です。読み終えて気分爽快。日本にはまだこんなに川ガキがいたのか。熊本県川辺川、徳島県吉野川、岐阜県吉田川など12の河川での川で遊ぶ子どもたちばかりを撮った写真集です。中には東京都の野川など、一時期は家庭からの排水などによってどぶ川になっていたところが、住民の努力によって再び川ガキが遊ぶ川になったところもあります。共通しているのは、川ガキを見守る大人達の暖かい監視の目があるということです。
 川を見れば、環境汚染がよく分かります。私も渓流釣りをするようになって、そのことが少し分かるようになりました。しかし、最後の章の福島県で凍り付きました。放射能汚染によりヤマメやウグイも捕ることが出来なくなっているとは。
 やはり、原発は、最大の環境汚染だと言うことが(著者は意識していないかもしれませんが)はっきりわかります。
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 『ガス灯酒場によろしく』 椎名誠 著 文芸春秋
 椎名誠のエッセイです。赤マントシリーズだそうですが初めて読みました。連載をまとめたもので、何となくだらだらと続きます。60歳を越えて、海辺のキャンプとか続けていることは凄いと思います。

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