« アンヌプリから見る日の出 | トップページ | トランスジャパンアルプスレース »

2012年10月11日 (木)

『最後の冒険家』

516cbc1bcl_sl500_aa300_

『最後の冒険家』 石川直樹 著 集英社
 太平洋を熱気球で単独横断しようとして2008年にアリューシャン列島沖で消息を絶った神田道夫氏。神田氏と二人でその4年前、同じく太平洋を熱気球で横断しようとして失敗し、海を漂流しているところを奇跡的に神田氏とともに貨物船に助けられた石川氏。石川氏が神田氏を追悼する基調で書かれた本です。
 さらに、神田氏が消息を絶ったその年に、南西諸島のある島に、4年前神田氏とともに漂流した気球用に改造した貯水タンクが漂着しているのが見つかり、中から錆びて朽ちかけた思いでの品が出てくる・・。
 こんな冒険があったのも知りませんでした。というか、最初は「風船おじさん」の事を書いているのだと思って読み始めましたが、神田さんは植村さん的な冒険家でした。
 開高健ノンフィクション賞受賞作だけあって、気づいたら読み終えていました。そして、現代に残された冒険の余地は、本当に少なくなっているのだという事を、改めて実感しています。

|

« アンヌプリから見る日の出 | トップページ | トランスジャパンアルプスレース »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1179562/47411723

この記事へのトラックバック一覧です: 『最後の冒険家』:

« アンヌプリから見る日の出 | トップページ | トランスジャパンアルプスレース »