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2012年10月

2012年10月30日 (火)

アメリカ横断自転車レースRAAM

 韓国にいるF君から、来年6月に開催されるARRMへ参加しないかと誘われました。

 RAAM(Race Across America)は約5000㎞を約10日間かけてはしる長距離自転車レースの最高峰だそうです。ロッキーの時にinainaさんから、「アメリカ大陸を横断する5000kmの大会もある」とは聞いていました。

 カリフォルニアのサンディエゴからワシントン近くまで、ソロは12日間、チームは8日間がリミットです。レースはステージではないので、走り始めたらゴールするまで時計は止まりません。そういう意味ではブルベに近いところもありますが、サポートカーを必ず付けるとか、何よりもスピードはレースです。また、参加費もブルベと一桁(国内ブルベとは二桁)違います。

 出場カテゴリーはソロもしくは、チームのペア、4人、8人のどれかがあります。
 ソロに出場するにはいろいろな選考レースで上位15パーセントに入らなくては出れないのですが、チームだったら関係なしに出ることができます。
 しかし、ペアで出るとしてももう2人が必要になります(大会規定より走っている人以外で3人のサポートが必要。)サポートカーも必要なので、4人チームで誰か一人が走り、一人はサポートカーの運転、2人はその他のサポートか休憩というのが実現性が一番高い気がします。

 6月の中旬に2週間くらい仕事を休むなどと言うことは、私には到底無理なので、お断りしました。でも、若い人とチームを組んでアメリカ横断なんて、こんな機会でもなかったら、絶対無理だろうな・・・。

http://www.raceacrossamerica.org/raam/raam.php?N_webcat_id=1

Route Picture (PDF)

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2012年10月28日 (日)

tout le monde

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 真狩にあるジャム作りのmasakoさんのお店。昨日行きました。食事メニューは日替わりで2種類のお任せの様です(肉1300円、魚1500円)。プチコースになっています。色々説明してくれましたが、聞き逃したり聞き間違えたりしたものもあるかもしれません。
 パンにフォアグラのパテといちじくジャムを塗ったものとカルパッチョの前菜。
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 カボチャのスープ。妻が絶賛していました。
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 真狩ハーブ豚の煮込みと野菜(ブロッコリー、カリフラワー、ビーツ、にんじんなど)。全て真狩産だそうですが、野菜もとても甘い。
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 りんごのケーキとヨーグルトにプルーンジャム。コーヒーは+200円です。
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 とても美味しかったし、意外とお腹一杯になりました。   
 
今日は朝20kmペース走をしました。昨日の疲れからか、キロ5分をやっと切るペースでした。それにしても、未だにロッキー以来の足先のしびれが治りません。寒くなってきたら、悪化した感じすらします。慣れてはしまいましたが・・・。

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2012年10月27日 (土)

ペース走30km

 今日は久々に終日休み。朝は0℃だったので8時半ごろから走り始めました。先週26km走った時に、キロ5分15秒くらいで走っても全く疲れず、最後の3kmは4分半に上げることが出来ました。
 今日はペース走ぎみに5分を少し切るくらいで走ろうと思いましたが、時計を見ると4分30秒台で走っています。そのままのペースで行くことにしました。
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 途中コンビニやトイレに寄りながら、ニセコの駅裏まで行きました。家から15キロ。そこまで1時間9分くらいです。
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 そこから折り返して途中の蘇我神社に立ち寄りました。
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 小さな橋の上に最初の鳥居があります。
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 どんぐりが沢山落ちていました。2つ目の鳥居の奥に、割としっかりした神社がありました。
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 神社側から見るとこんな感じです。平成10年に橋が出来たようですが、その前はどこから神社に入っていたのでしょう。
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 さて、後半に入ってもほとんどペースは落ちません。登りでは5分越えることもありますが、下りでは3分台も出ます。
 28km過ぎに初めて足が少し重い感じになりました。最後の2kmはペースアップして4分ジャストくらいを目指そうとしても4分半のままでした。
 トータル(ネット)2時間21分19秒(キロ平均4分42秒)。グロスでも2時間43分くらいでした。
 30kmの壁が、ちょうど28km地点で来た感じでした。フルマラソンの場合はここからペースが落ちてしまうのでしょう。
 ロッキー、ニセコヒルクライム終了以降、8月は北海道マラソンに向けての平地トレーニング、9月はトレランばかり、10月は黒松内駅伝に向けてのスピードトレーニング、そして最近はりゅうやまぱぱさんのトレに刺激されて、旭ヶ丘や陸橋の坂道ダッシュをけっこうやっていました。今、フルマラソンに向けて足は良い状態なのかもしれません。
 しかし、大会はありません。苫小牧のフルマラソン挑戦会も定員一杯で申し込めませんでした。
 かくなる上は、11月11日に自分で勝手に洞爺湖マラソン記録会でもやろうかな?

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2012年10月24日 (水)

『ユーラシア漂泊』

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 『ユーラシア漂泊』 小野寺誠 著  青灯社
 68歳のバックパッカー。五ヶ月かけて、日本から中国、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、イラン、アゼルバイジャン、アルメニア、グルジア、トルコ、ブルガリア、ルーマニア、ボスニア、クロアチア、スロベニア、オーストリア、スロバキア、ポーランド、リトアニア、ラトビア、エストニアと安旅行をしてかつて15年以上住んでいた孫のいるフィンランドへ。
 そこで、離婚したフィンランド人妻、息子、孫、義理の母や多くの知人と会い、そこに訪ねてきた今日本でつき合っている女性とも会う。
 そこから、モスクワへ行き、15年以上会っていないロシア人の妻と一瞬の再会を果たし、シベリア鉄道で帰って来るという旅行記です。
 始めは、大腸ガンにもなり、前立腺肥大や心筋梗塞などの危険をはらみながらも、頑張って年老いてもバックパッカースタイルにこだわる旅行記かと思いましたが、結局は3人の女性と結婚状態にあった彼の人生の再会を求める旅でした。
 しかし、特に中央アジアの安宿やそこに集う日本人旅行者の記述は大変面白い。私も安旅行癖から抜け出せない旅行者から見れば高給取りですが、最近アジアやトルコなど日本人旅行者にとってメジャーな国での安宿では、若い旅行者が肩に力が入って幼く見えて話をする気にもならないことが多いのです。中央アジアあたりにいる旅行者は流石に一癖もふた癖もある人が多い様です。著者の小野寺さん自身が、かなり高速で安旅行をしているけれども、バランスの取れた旅行者だと思います。さすがは1960年代からのバックパッカー。
 私がこの本を手に取った最大の関心事は、トルクメニスタンにありました。記述自体は数ページしかありませんでしたが、トルクメニスタンの旅行記はほとんど目にした事がありませんでしたので。実は、今、密かに行きたい国がトルクメニスタンです。中央アジアの北朝鮮とも言われる国。それだけに、日本からの旅行者は多分相当少ないと思われます。そういう国自体がもう世界には数少ない。
 ソビエト時代にウズベク共和国(サマルカンド、ブハラ)とタジク共和国(ドゥシャンベ)には行ったことがありますが、社会主義下でも人々は素朴で親切でした。トルクメニスタンに行きたい理由の一つは行ったことがないということもありますが、シルダリア川を見たいからです。アラル海を枯渇させた灌漑の川。でも、そこに集う人はきっとめちゃくちゃ素朴なのではないでしょうか。もう一つの理由はロシア語とトルコ語が通じるだろうということです。ロシアは植民地を持っていないからロシア語は使いようがないと思っていましたが、中央アジアでは健在の様です。トルクメニスタンを自転車で突っ切ってカスピ海まで行くなんて、何も考えていないイメージだけの思いつきですが、どんなものでしょう?

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2012年10月22日 (月)

『探検家、36歳の憂鬱』

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 『探検家、36歳の憂鬱』 角幡唯介 著  文芸春秋
 チベット奥のツアンポー渓谷と北極を探検したかくはたさんのエッセー。これは評価が分かれる本かもしれません。ツアンポーの話(『空白の五マイル』)があまりにも面白いので、エッセーは不思議な感じですが、私はかなり共感を覚えて読みました。
 共感した一点目は、冒険や探検と書くという行為の関係。すなわち、冒険はノンフィクションになるのかという主題です。冒険がノンフィクションとして面白いのは、予期せぬ出来事が起き、九死に一生を得たときです(空白の五マイルにもそれは勿論あります)。でも、書く目的でわざと失敗を演出すれば、それは事実を書いたとしてもすでに行為自体がフィクションになってしまうと角幡さんは言います。
 私もブログを書いていますが(本に出すのとはレベルの違う表現方法ですが)、その中にも意図せず陥った苦境と、演出した苦境がある気がします。たとえば、恵庭600で変速機が故障し9速縛りになった時は意図していませんが、札幌200をブロンプトンで走るというのは、計算されています。
 自転車に限らず、海外旅行でも、若い頃は騙されまいとしても騙された逸話が面白かったのに、最近は「こいつ騙すかもしれないけれど、そういうのが少しくらいあった方が面白いからから少しつきあって騙されてみるか」みたいな心境になっていることがあります。
 ブログの読者を意識して、こうしたら喜んでくれるかななどと考えて行為を起こすことが私にも結構あるということです。ブログに自分の行為を少し左右されています。だから、ブログとかを止めてしまう人とかも多いのではないでしょうか。しかし、私は、結局私のブログの読者は最終的には一人しかいないと思っています。それは私自身です。ブログを本にしたものを母親に送ったのに、彼女がほとんど読んでいなかった時にそれを悟りました。私自身の老後の楽しみにしようと思っています。だから続いているのかもしれません。
 二点目は富士登山が若い人の間で流行っている事に違和感を感じ、その理由が、現代人が無意識のどこかで身体性の回復を欲しているからではないかと分析しています。私も羊蹄山に大量に登る山ガールを見て大変な違和感を覚えていました。別に山は誰のものでもないから大きなお世話かもしれませんが。
 三点目は生い立ちの部分が、たまたま最近読み返した浮谷東次郎の『がむしゃら1500km』と似ているなと思った点です。どちらもそれなりのお金持ちの家に育ち、自分の存在意義を求めて親元を飛び出し、一般から見るとかなりな冒険に出て、それを本にしています。
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 四点目は最後の章が「グッバイバルーン」で太平洋横断に挑んで行方不明になった神田さんの事が書かれていた事です。角幡さんは石川君とも昔からのつきあいがあったようですし、神田さんに2回目の太平洋横断のパートナーとして声もかけられていました。最近私が読んだ冒険ものの本が、この章ですべて完結するような感じでした。
 この本は冒険について冷静に分析していて、冒険がだんだんエスカレートして死に至る事になりやすいことがよく分かるように書いてあります。角幡さん自身もよく理解している筈なのだと思います。しかし、次は(あるいはいつかは)北極点通信機器不使用単独踏破が目標になりつつあるのだなと感じました。
 私の次の目標は何なのでしょう。

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チームニセコ飲み会

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 先日はチームニセコのK村さんが焼き肉やりたいということで集まりましたが、天気が悪くてきむら食堂(お食事Barきむら)でなんとなくの飲み会になりました。ベンやロスはいませんでしたが、日本人の若い仲間も増え、大変楽しく面白かったです。気が付くと6時間も経過していました。エリートの選手かエリートまで登っていきそうな若手がほとんどの中、万年S4の私は少しだけ取り残された様な気持ちになります。
お食事Barきむらは
 http://www.nisekotourguide.net/kimura/index.html
昨日は小樽で水泳大会のお手伝い。大変狭く暑く長い大会でした。

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2012年10月19日 (金)

『アグルーカの行方』

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 『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』 角幡唯介(かくはたゆうすけ)著 集英社
 『空白の五マイル』の著者が今年9月に発表した本。1845年にカナダ北部で遭難したイギリス探検隊。全滅したと思われていましたが、その後の調査でその中に、イヌイットから「アグルーカ(大股で歩く男)」と言われた生き残りがいたかもしれない可能性も否定し切れません。そして角幡さんは、彼(ら)が歩いたとしたら、ここだったのではないかというルートを、その季節にはイヌイットも含めて誰も通らない所も含めて冒険家萩田さんと共に103日間、1600kmも歩いた記録です。
 前回のツアンボー渓谷でもそうでしたが、過去の探検隊の足跡のたどり方と自分の冒険の重ね合わせ方が絶妙です。
 今回は少し前に読んだ植村さんの北極行との比較も知らず知らずのうちにしてしまいました。唇から血のつららが出来たり、空腹に耐えきれずバッファロー?を殺して肉を食いまくったり、不毛なツンドラ地帯をずっと歩いたりと角幡さんはすごい。しかし、やはり、乱氷帯を抜けるときの苦労とか寒さとか凍傷とかは同様にあった訳ですが、植村さんが一人で処理しきっているのは、改めてさらに凄かったのだとも実感しました。
 今回の冒険は二人で行っています。
 そういえば私も大学1年の時に高校時代の友達と釧路湿原を二人で旅しました。小樽発の寝台鈍行「からまつ」に乗り、午後に釧路着。湿原の中を歩いて、初日は鶴居村のミンク工場の寮に泊めてもらいました。二日目は鶴居から弟子屈まで歩き、弟子屈のお寺の木の下に野宿しました。三日目は摩周湖に歩いて登り、川湯の民宿に宿泊。四日目はとうとう屈斜路湖和琴でヒッチハイクし北見へ。そこで私はアーケードに野宿したいと言いましたが、彼はもう帰りたいと言って別れました。三日目あたりから歩き方のペースや宿泊方法をめぐって意見がすれ違い、最後は喧嘩別れみたいになってしまいました。それ以来、私は旅は一人か3人以上でないとだめなのかなと思うようになっていました。
 今回の角幡さんと萩田さんは二人きりで誰とも会わない何日間もの日々を一緒に過ごしたのは、私にはとても不思議なことでした。
 

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ニセコも冠雪

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  紅葉する前に雪が降った感じです。

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2012年10月17日 (水)

『市民電力会社をつくろう』

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 『市民電力会社をつくろう!自然エネルギーで地域の自立と再生を』 小坂正則 著 影書房
 原発に頼らない生活をするために、大分で反・脱原発運動に取り組んできた著者。太陽光発電「てるてるちゃん」の実績やその他様々な自然エネルギーの実践例やアイディアが盛り込まれていますが、同時に電力会社による様々ないやがらせとも思える障壁についても的確に指摘しています。
 一番面白かったのは最初に書いてある「太陽光で発電した電気は使わず売るべし」です。後半は、経済学的にみると、少し無理があるのではないかなと言う部分もありますが、私も山にこもって太陽光とか蓄電池とかを組み合わせてのんびり暮らしてみたいなあという気持ちになりました。

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2012年10月16日 (火)

羊蹄山に雪

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 昨日から冠雪していたそうですが、私は見ることができませんでした。今朝はさらに7合目付近まで降った様です。

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2012年10月14日 (日)

黒松内駅伝2012 3位入賞

今日は黒松内駅伝でした。7人で42kmを繋ぎます。
私は若者と組んだチームで第4区5.4kmです。
雨の予報もあったのですが、意外にも良く晴れていました。
今年は参加チーム数が昨年より2/3くらい減り一般の部は16チームしかありません。開会式前後、ニセコの知り合いの方々や走るシェフなどにお会いできました。
開会式後、バスで第3中継所へ。アップをしてたすきを待ちます。
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第4区はちょうど道の駅の前を通る、黒松内の中では少し応援のあるところです。
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 わがチーム何と一般の部4位で私の所に来ました。

 たすきをもらったら、必死で走り、前の選手を一人かわします。最初の1km3分30秒で走っています。速すぎます。道の駅で知人が写真を撮ってくれました。
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  少しペースを落とします(落ちます)。さらにもう一人、自衛隊の選手の背中も一時近づきましたが、その後は変わらず。3km過ぎに逆に別なチームに抜かれます。平地基調ですが、コースの後半はけっこうアップダウンがあります。
 第4中継所、第5走者にたすきを渡します。呼吸苦しい。自分としては精進しました。
 結果は20分01秒。(キロ平均3分42秒)。区間5位(4位の人とは1秒差)。
 区間ゴール後は、ニセコやクロカンの知り合いの方と少しお話をしてゴール行きのバスに乗ります。
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 ゴールでは小樽商大が1位でゴール。そして、わがチームは6区で一人かわし、そのまま一般の部3位でゴール!!
 今年は、昨年優勝の北極星や速い自衛隊、小樽陸連などが出ていません。商大は昨年も一昨年も3位のチーム。わがチームも昨年とほとんどタイムは変わらないのに8位→3位と大躍進。ラッキーな年でした。
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 風呂に入ったあと、表彰式。一般の部、シニアの部、女子の部それぞれに1位~6位まで表彰されます。
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 3位には賞状・トロフィーの他、じゃがいも10kg×3箱、ドラ焼き1箱、米焼酎2本、そして参加賞のトワヴェールのソーセージ詰め合わせ一箱。これを参加者7人でじゃんけんをして勝ったものから好きなものを持ち帰る事にし、交換したりして、私はじゃがいも一箱。
 駅伝の緊張(これは個人のどのレースよりも大きなプレッシャーです)を楽しませてもらった上に温泉に入り豚汁食べてこの商品。ありがたい大会です。
 2年後は45周年記念大会になるとか。そうするとこれにジンギスカンまで加わる?
 これで、今年の大会はほぼ終了しました(フォトロゲイニングに出るかもしれません)。クロカンまでの間短いオフに入ります。

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2012年10月13日 (土)

『前へ!前へ!前へ!足立区の落ちこぼれが・・』

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『前へ!前へ!前へ!足立区の落ちこぼれがバングラデシュでおこした奇跡』税所篤快(さいしょあつし)著 木楽舎
   型破りな早稲田大学3年生が、バングラデシュで考え出し起こしたプロジェクト「e-Education」。それは、バングラデシュの貧しい田舎からでもダッカ大学(日本で言えば東大)に合格出来るよう、ダッカの一流予備校の講義をDVD化して見せる場を創り、お金がなくて予備校なんか絶対に行けない=大学進学なんて諦めていた人々に夢を与え、実現させたプロジェクト。
  凄いのは、彼のスピード。思いついたら動いているタイプで、読んでいるこちらが心配してしまう場面が何度もありますが、見事2011年入試に一年で結果を出しています。そして、今は二年目で五倍ほどの規模に拡大して現在進行中なのではないでしょうか。そんな途中に本を出版してしまうこと自体が、落ち着きがないと言うか、行動力が有り余るというか、バイタリティに圧倒されます。
 
   途上国へのチャリティーや援助が実は現地では役に立っていなかったり弊害をもたらしている場合もある。そこに気付いた著者が、どうすば本当に貧しい国に役立つことが出来るのか動きながら挫折し考えた途中記録です。これも一種の冒険かもしれません。
   しかし、実際にプロジェクトに参加したリキシャーマンの息子がダッカ大に合格し、その体験を地元の小中学生に講演する事で一同に夢が広がる場面などでは涙が出て来ました。一体私は何をして来たんだろう。若さを失ってしまっていたな。悔しいけれど、そういう気持ちになりました。
  もっと年寄りじみた言い方をすれば、日本の若者も捨てたものではないなと・・・
  先ほどサイトを見たら、二年目もダッカ大に合格者を出し、今年は三年目でルワンダやパレスチナにもe-Educationは広がっているようです。やはり凄いスピードです。今後も目を離せない存在になりました。
 
公式サイト http://eedu.jp/

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トランスジャパンアルプスレース

テレビで先ほどまで放送していましたが、凄かったです。

五日間から八日間かけて日本海から太平洋まで、北アルプス、中央アルプス、南アルプスを縦走するなんて、考えられません。18名も完走していました。
大会のサイトをみたら、参加資格もなかなか厳しいですね。
私だったら、最初の剱岳でも難しいのではないかと思います。

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2012年10月11日 (木)

『最後の冒険家』

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『最後の冒険家』 石川直樹 著 集英社
 太平洋を熱気球で単独横断しようとして2008年にアリューシャン列島沖で消息を絶った神田道夫氏。神田氏と二人でその4年前、同じく太平洋を熱気球で横断しようとして失敗し、海を漂流しているところを奇跡的に神田氏とともに貨物船に助けられた石川氏。石川氏が神田氏を追悼する基調で書かれた本です。
 さらに、神田氏が消息を絶ったその年に、南西諸島のある島に、4年前神田氏とともに漂流した気球用に改造した貯水タンクが漂着しているのが見つかり、中から錆びて朽ちかけた思いでの品が出てくる・・。
 こんな冒険があったのも知りませんでした。というか、最初は「風船おじさん」の事を書いているのだと思って読み始めましたが、神田さんは植村さん的な冒険家でした。
 開高健ノンフィクション賞受賞作だけあって、気づいたら読み終えていました。そして、現代に残された冒険の余地は、本当に少なくなっているのだという事を、改めて実感しています。

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2012年10月10日 (水)

アンヌプリから見る日の出

 昨日は日の出を見逃したのですが、敢えて目覚ましをセットしてまで暗く寒い中起きたいとは思っていませんでした。しかし、今朝は4時半ごろ自然に目覚めました。目覚めてしまったらしかたがりません。寒いけれども起きて用意をします。
 4時45分ごろ家を出て、ちょうど5時に五色温泉から登り始めました。空にはオリオンとシリウス、そしてアルデバランの近くに木星が、東の空には金星が、真上には月が輝いていました。今日も接地逆転層。倶知安で3℃が五色では6℃でした。
 ヘッドライトを点けて登ります。急がないと日が昇ってしまうかもしれない。ペースを早めて登ったつもりでしたが、34分もかかっていました。
 山頂では、まだ太陽はでていません。もう一人、一眼レフのカメラマンが既にスタンバイしていました。
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 そして、5時45分頃(札幌の日の出は5時42分)太陽が顔を出しました。
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 美しい。
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 デジカメで撮っていて、絞りを一瞬で変えることが出来ることに気づきました。空の明るい方に向けて半分シャッターを押してから対象を写せば絞られ、地面の暗いところで半分シャッターを押してから対象を写せば明るくなります。絞りの段階も何段階かあるようです。知らなかった。
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 上の4枚の写真はほとんど同じ時刻ですが、4枚目だけとても明るくなっている様に見えます。絞りを地面に向けてから写したためです。
 13分ほど頂上にいて、下山。ゆっくり下ります。途中、ワイスの私が密かに春スキーを楽しむ斜面と奥に日本海の海岸線が見えます。
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 さらに下って、モイワスキー場と蘭越方面です。これでも十分奇麗な景色です。
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  更に、昆布岳方面。
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 下りは33分。家に帰ってきても、6時半頃だったので、1.5kmのインターバル2本や坂道ダッシュなど、5kmほどランの練習をしてから出勤しました。
 

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2012年10月 9日 (火)

夜明けてしまったイワオヌプリ

  今朝は日の出を見たくて山に登りました。無稲山に触発されました。
  5時過ぎに家を出ましたが、遅かった。自動車で五色温泉に行く途中で赤くなってきました。
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  当初はアンヌプリに登ろうと思っていましたが、速く登ることのできるイワオヌプリにしました。
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  しかし、登っている途中で夜明け。ニトヌプリの頂上だけ朝日が当たっています。
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  頂上からは、ちょうどアンヌプリと羊蹄山の稜線が重なって見えます。
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  遠くに洞爺湖も見えます。
  頂上から北の方に向かい、登山道をそれて一番北の尾根を行ってみます。
 少しずれると羊蹄山とアンヌプリが分かれて見えます。
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 巨岩がテトラポットの様にありました。
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 そこからは倶知安の街と鏡沼が見えました。
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 反対側は日本海もよく見えました。
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 そして、何故か大沼の上にだけガスがかかっていて幻想的でした。
 もう30分早ければ、アンヌプリから日の出を見ることが出来たと思います。
 ところで、今朝の倶知安の気温は1℃。フロントガラスは凍っていました。しかし、登ると徐々に暖かくなり五色温泉まで上がると4℃。激しい放射冷却で接地逆転層が形成されていたようです。

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2012年10月 8日 (月)

古平マラソン2012

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 今日は古平マラソンでした。今年で4年目ですが、いつも10kmにエントリーしています。
一昨年まで15kmは記録も残り10位まで表彰されるのですが、10kmは記録さえありませんでした。しかし、昨年から10kmも3位まで表彰されるようになりました。
 ここの大会は参加費大人1000円、高校生まで無料であるにも関わらず参加賞が良い。今年はたらこ、ジュース、豚汁、遠隔地参加賞のトバ、エコバッグでした。例年そんな事を書いているのを読んでくださったニセコのYさんがご夫婦で参加されていました。
 今年から古平高校が閉校してしまい、毎年全校参加だったのに寂しくなりました。地域の高校は残すべきだと心から思います。
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 さて、レース。昨年私は優勝しましたが、タイムは15km参加者の10位よりも遅いもの。当然「それならば私が・・」という人が今年は出てくると思いました。案の定、スタートから大変速い人がいて、2km付近まで着いていきましたが、オーバーペースだった様で、その後離されると4km付近で2番手の人にも抜かれ、さらに折り返しを過ぎ7km手前で3番手の人にも抜かれて4位で、入賞も逃してしまいました。
 
 タイムは41分20秒。1位の人は37分台、2位は38分台、3位は40分ちょっとでした。悔しいけれど順当な結果だと思います。何とかして40分切りをしたいものです。また、10kmで上位入賞が難しくなるのならば、15kmに出てみたいとも思いました。
 天気は最高。上の子は元々乗り気で無かったし、下の子は膝が痛かったためあまり激しくは走っていないようでした。昨年は大雨、一昨年は強風でしたが、今年は気持ちの良い天気と風でした。
 表彰式の後の抽選会、残念ながら何も当たりませんでした。
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 帰って来てから下の子とヒルトンホテルの無料券があったので温泉に行きました。帰りにごん太の湧水で水を飲みました。
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 昨日に続き今日も羊蹄山が奇麗でした。マラソン大会が無ければ、山に登りたかったなと思いました。

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2012年10月 7日 (日)

パノ3応援

 今日は午前中岩内でお仕事。その合間にちょっとだけセイコマに行ったら、2番手~8番手くらいのパノ3参加者に会うことが出来ました。じんじんさん、K平さん、大王さん、HoriHiroさん、そして何と言っても大魔人さんにお会いできたのが嬉しかったです。
 仕事を終えてから、自転車でニセコのセブンへ。2時間くらいいて、岩内でお会いしたグループのちょうど次のあたりのS藤さんやiwanさんから、ほぼ最終走者の方までほとんどの方とお会い出来たようです。途中から、示し合わせた訳でもないのにyamamotoさんも激励にきていました。
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 それにしても、今日は晴れているのに寒い。夕暮れを倶知安に向けて自転車で走っているだけでもかなり寒くなりました。羊蹄山が夕日で真っ赤。奇麗でした。
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 この後、美笛を越える人たちは、店も閉まり大変だろうなと思うと、いつもお世話にばかりなっているので少しは恩返しをしなければと思い、急いでキャンプ道具を積み込み、買い物をして大滝に向かいました。途中車の温度計で6℃まで下がっています。
 フォレスト276には19時ごろ着きましたが、ちょうどK父さん御一行と思われるグループが出発し、yyyさんグループが到着したところ。急いで湯を沸かし、コーヒーやスープなどをささやかながら提供しました。
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 塩分(スープ系)を注文?される方と糖分(ココアなど)を注文される方に分かれるのが面白かったです。そして、お世辞なのかもしれませんが、「この一杯で救われた」と言ってくださると嬉しいものなのですね。私はいつも提供されてばかりの立場だったので、ちょっと新鮮な発見でした。
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 最後の方はタイムアウトやタイム内でもリタイアを決められた方が続出しました。昼間の好天に比べ、、気温があまりにも下がりすぎています。多くの皆さん、装備がどうしても軽装です。今回は予測が難しかったかもしれませんが、冬装備まで必要だったのだと思います。
 
 22時過ぎに撤収しましたが、その時点で大滝の気温は2℃まで下がっていました。かつての滝川600の陸別に相当する、寒くて過酷なブルベになっているのではないでしょうか。無事完走される事をお祈りしています。
 
 
 ジャコビニ流星群(ユーミン世代はこう言いますが、現在はりゅう座流星群)のピークに近く、自動車の窓からも明るい流れ星が見えました。

コメント

昨日は大変お世話になりました。

kiyatchiさんが撤収のときまでお相手していただいた、DNF男2人組の白黒ヘルメットです。
お世辞でなく、暖かいココアをいただいて本当に生き返りました。
面白いお話もたくさんしていただき、楽しいひとときでした。

ありがとうございました。

投稿: ちゃじ | 2012年10月 8日 (月) 09時31分

ちゃじさんへ→
 ことらこそ、最後までお付き合いできずに申し訳ありませんでした。でも2℃は無いですよね。賢明なご判断だったのではないかと思います。またどこかでよろしくお願いします。

投稿: kiyatchi | 2012年10月 8日 (月) 18時30分

昨日は大変お世話になりました。ニセコのセイコマでyamamotoさんとしばらく会話させていただきました。(yyyさんと一緒にいたレーシングゼロと前面メッシュ付き反射ベストでわかるでしょうか?)

大滝ではkiyatchi さんのサービスで本当に生き返りました。ありがとうございました。おかげで、ぎりぎりでしたが、なんとか完走することができました。

投稿: takeda | 2012年10月 8日 (月) 21時27分

takedaさんへ➡
お疲れ様でした。その後、さらに気温が低下し大変だったのではないでしょうか。完走おめでとうございます。
メッシュ付きベスト良いですね。ただ、サイズが日本人には大きのしかなさそうなのが残念です。
またよろしくお願いします。

投稿: kiyatchi | 2012年10月 8日 (月) 22時55分

kiyatchiさん、大変お世話になりました。

大滝でのたまごスープで、寒い中に飛び出していく気力を取り戻せました。
今回もいつもどおりのヤラレブルベでしたが、星空と流れ星がとてもきれいで、心に残るブルベになりました。

投稿: Sarago | 2012年10月 9日 (火) 08時25分

Saragoさんへ→
 キャノンデール700、味がありますね。マイペースですが完走するだろうと確信できる雰囲気でした。それにしても寒かったですね。

投稿: kiyatchi | 2012年10月 9日 (火) 20時55分

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2012年10月 6日 (土)

『空白の5マイル チベット、世界最大のツアンボー峡谷に挑む』

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 『空白の5マイル~チベット、世界最大のツアンボー峡谷に挑む』 角幡唯介 集英社
 面白かったです。現代でも探検や冒険は成り立つのだという事を実証してくれました。北海道出身で早稲田の探検部OB。2002~03年に一度誰も足を踏み入れた事のない空白の5マイルを単独で踏破し、2009年に新聞記者を辞めて再びツアンボー峡谷に訪れた熱意。
 
 前半のツアンボー峡谷の探検史も大変わかりやすく、さらに探検部OB武井義隆氏のカヌーでの事故死とのからみ。文中には出ていないけれど、武井氏が命を落としたのは、角幡氏が「門」の手前で発見した温泉のすぐ下流あたりではなかったのでしょうか。グーグルマップを見ながらそんな事を考えつつ読んでいました。文章力というか、自己の冒険と過去の探検の絡ませ方も絶妙です。
 こんな事をした日本人がいたことを昨日まで知りませんでした。かなり感動しました。
 しかし、ダニが沢山いるところを探検するのは嫌だなと、その一点でも私は行きたいとは思いませんでした。では、どこならば行けるのでしょうか?

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2012年10月 2日 (火)

『山をはしる 1200日間山伏の旅』

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 『山をはしる 1200日間山伏の旅』 井賀 孝著 亜樹書房

 今日一気に4時間ほどで読みました。300ページ以上あるのですが、面白かったです。

 自分で夜に羊蹄山になど行かなければ、一冊本が読めてしまうのですが、この本を読んだためにまた山に行きたくなったりもするのでした。

 著者の井賀さんは写真家です。高校時代はボクシング、27歳からはアメリカやブラジルで格闘技をしながら写真。そして40歳の誕生日を大峯奥駈修行の途上で迎えます。

 本の半分は、吉野から熊野まで8泊9日で山伏の出で立ちで歩く大峯奥駈修行登山について書かれています。地下足袋、袴、数珠に金剛杖。30人ほどで時折般若心経を唱えたり滝に打たれたりと、現代の登山やトレランなどとは随分違いますが、今日でもこのような修行が行われていることにまず驚きます。そして日本の山岳信仰の素晴らしさを感じます。この修行は1300年前に役行者(えんのぎょうじゃ)が開いたものだとか。

 この部分だけで一冊の本とする価値が充分にあると思うのですが、その後、新潟県八海山の行者登山、羅臼岳登山、冬富士登山と立て続けに話は展開します。そのいずれも、たとえ装備は近代登山でも、どこかに信仰があり、何かこころ洗われるものがあります。

 中でも八海山に出てくる現在の山伏月岡さんの逸話登山は圧巻。まるで現代の天狗。もしもトレランランナーとして大会に出ても、地下足袋なのにトップクラスになるのでは。でもそんな比較が無意味な事だと悟らせてくれる力がこの本にはあります。修験道(しゅげんどう)ってすごい。

 私はipadで地形図を見ながら読み、吉野~熊野、あるいは八海山にも行ってみたくなりましたが、山を汚すような方法では行ってはいけないのかもしれないと思うようにもなりました。特に大峯奥駈修行には、可能なものならば参加してみたいとちょっとだけ思いました。

 山をはしるというタイトルですが、山岳信仰、日本文化についての実証書であるとも言えます。

 そして、今後はどんな山であっても、もっと畏れをもって登りたいと思いました。

 

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2012年10月 1日 (月)

『おかえり、Mr.バットマン』

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  先ほど2時間ほどで読みました。面白かったです。ストーリーとは別に、佐川君がどのように小説の主人公を創り出していくのかが少し解った気もしました。

  南米バルパライソは私も好きな街です。

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