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2012年9月26日 (水)

『植村直己 妻への手紙』『戦争を取材する』

最近読んだ本から。

『戦争を取材する 子どもたちは何を体験したのか』 山本美香著 講談社

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  シリアで命を失った山本さんが昨年出した本。自分の出会った子どもたちの視線で、日本の子どもたち向けに書いてあります。イラク、レバノン、アフガン、コソボ、ウガンダ、アルジェリア、チェチェンと最前線の取材で知り合った子どもたち。中には成長後に再会できたり親と再会出来ていたり。とても読みやすく、それでいて紛争の悲惨さがひしひしと伝わって来ます。子どもに読ませたい本だと思いました。

『植村直己 妻への手紙』 植村直己著 文春新書

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  植村さんの本は前にも読みましたが、これは妻に宛てた手紙だけを集めたもの。あとがきで植村公子さんが「久々に読み返し、忘れかけていた彼独特の言い回しや、優しそうな事を言いながら結局は全部自分を通してしまう強引さや、狂気のような彼のエネルギーがよみがえってきて、めまいがするほどクラクラしてきた」と書いていますが、私も似た感想を持ちました。

  一番分量が多いのが、結婚直後の1974年に行われたグリーンランドからアラスカを越える北極圏1万2千キロ犬ぞり旅です。旅の途中で強気になったり、犬を失って弱気になったり、植村さんの生身の感情が伝わって来ます。

  同時に、やっぱりこの人は凄すぎたと思い知らされます。植村さんと比べること自体がおこがましい事ですが、ブルベにしてもトレランにしても、何と安全で人に見守られた中で行われていることか。「もっと、本当の冒険をしなくては」ふとそんな気持ちになってきました。

それにしても、彼の妻を努めた公子さんってどんな人なのでしょう?

 

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